コネクティブライフデザイン

心の根っこから“ブレない軸”を持ち、自らがデザインする人生へ

令和哲学カフェ/テーマ:哲学

令和哲学カフェ | 意識をアップデートする #哲学

平日限定開催のオンラインカフェ(無料)

2020年5月21日(木)21:00~22:30からスタートした令和哲学カフェ

令和哲学カフェでは、学問、教育、科学、政治、経済、文化、あらゆる角度から、令和哲学流の情報を発信。5つのコミュニケーションスタイルを取り入れながら、美学を探究していき、哲学を語る場です。

6月3日(木)令和哲学カフェのテーマは『純粋理性批判』で知られる、イマヌエル・カント

テーマ:哲学とは何なのか、なぜ哲学が必要なのか。

私が思う哲学とは、一人一人の在り方=生き方だと思います。

なぜ哲学が必要なのかは、未来を創造する唯一無二の道具であるから。哲学は概念認識です。つまりは未来の方向性を決められるもの。であるならば、その方向性が何を目指しているのかにより、未来を変える重要な指針となるものである哲学は必要だと考えます。地図を見ても、現在地から進む方向性がわからなければ、一歩も踏み出すことができないのと同じです。

 

観点レンズとは

ものの観方。人は後ろに引くことができるのか、その一番後ろに引いたのが、すべてのはじまりとおわりである、観点。全ての1点。

  • 思い込みの主体
  • 事件の主体
  • 解析の主体

が哲学である。観点を知れば知るほど人間を理解できる。人間を理解できれば、なぜ人間が争わなくてはならなかったのかもわかる。人類歴史の涙を知ることもできる。

 

カントは、『純粋理性批判』、『実践理性批判』、『判断力批判』の三批判書を発表し、批判哲学を提唱して、認識論における、いわゆる「コペルニクス的転回」をもたらした。

NHKの「100分de名著」ではカントも取り上げられています。その番組を観たときに、この人凄いなと思いました。永遠平和を作る必要があると考えていた、それは観点の問題を言っていた。永遠戦争を繰り返すこの世の中だからこそ、国々の歴史に敬意もつように一人ひとりを活かした、主体的な平和連合を作る必要があると伝えていた。

この方は、自然に不幸になるこの世の中を変えるために、一人一人を本当の意味で活かしあう世界が必要だと考えた。それは誰かに従うことではなく、バラバラであることではない、主体的な個人が国があるまりフラットな関係性の中の平和をイメージしていることがよく分かった。

 

なぜNohさんは、カントを取り入れたのか?

今は心の時代。マニュアルが壊れていき不安が募る時代です。今まで人類が経験したことがないことが起こる、例えばAIが人間の仕事を代行すること、新型コロナでオフラインの仕事がなくなっていくこと。マニュアルがない時代に新しい道を歩まなければならない、自分で意志決定をしなければならない時代でもあるという。その中で、カント哲学は、主体的な一人一人が生きられるようにと、はじめてその道を開いた哲学者であるという。西洋哲学の理解をし、それをさらに補うのが令和哲学でもあるといいます。

カントも全体主義から個人主義へと移り変わるプレートチェンジの時を生きた人。そして私たちは今、その個人主義から共同体主義へとプレートチェンジの移行期にいる。新しい時代に入るには、今までにない方向性を示す哲学が必要となる。現代に必要なのは、全てを底上げし全てを活かす、令和哲学であると、このカフェに参加すればするほど、今までの哲学者に触れれば触れるほど、そう思うのです。

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平日限定開催のオンラインカフェ(無料)

2020年5月21日(木)21:00~22:30からスタートした令和哲学カフェ

令和哲学カフェでは、学問、教育、科学、政治、経済、文化、あらゆる角度から、令和哲学流の情報を発信。5つのコミュニケーションスタイルを取り入れながら、美学を探究していき、哲学を語る場です。

令和哲学カフェでは、Noh Jesuさんリードで「WHT(Widening Heart Technology)」というコミュニケーションスタイルを使い、その場でのグループワークでの質問答えのやり取りを行って、それぞれのコミュニケーションがどのようになっているのかを解説していきます。

令和哲学カフェのメソッド | 令和哲学カフェ

 

日本人は、曖昧だと言われることが多くあると思います。

そのコミュニケーションは実際どんなものなのかを令和哲学カフェでは、哲学的な質問を通して5人のコミュニケーションに対して、Noh Jesuさんが解析をしていきます。